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休み方改革に大事なこと

こんにちは! 社長の細川です。
今回のコラムは働き方改革ではなく、休み方改革について思うことを発信させていただきます。
まず理解しておかなければならないことは、2019年4月に施行された有給休暇の義務化に対し、企業は労働者に年5日の年次有給休暇を取得させる必要があり、未達の場合は労働者1人につき6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰則を科されるということです。
罰則まで確認すると大変物々しく感じますが、年次有給休暇の取得は労働者の心身の疲労の回復、生産性の向上など労働者・会社双方にとってメリットがありますので、より多くの年次有給休暇を取得できるよう環境整備に努め、公私ともに充実していくことが豊かな人生に繋がると思います。
このような背景から、ワークライフバランスや働き方改革といった言葉がよく聞かれ、職場ではDX・生産性向上・多様な働き方が進み、私が社会人になった25年以上前からは劇的に休みやすい環境になってきたと感じています。
そうはいっても、休んだ間には自分の仕事を代わりにやってもらったり、取引先や社内からスマホに連絡が鳴りやまないといったこともあるかもしれません。
せっかくの年次有給休暇なのに、本当の意味で心身が休まっているのか?
皆さんもそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。
働き方は改善されてきたのに、休み方への取組みが十分できているだろうか?
休み方改革をやるべきだ!と強く思う次第です。
では、具体的にどんなことに取組むべきか列挙してみました。
①全社的な多能工化を進めるため、スキルマトリクスを整備する
②誰でも出来る分かりやすいマニュアル整備やDXツールの活用を浸透させる
③普段から多能工化した業務をローテーションで回して練習する機会をつくる
④各職場でどんな休み方がしたいか、そのためにメンバーがどう支援できるかを共有する
⑤年間の休み方目標を決めて、各職場のメンバー全員が達成できるよう施策を実行する
大まかにはこのような流れかと思っていますが、実行していくのに本当に大事なことは、感謝や労いの気持ちを言語化することではないでしょうか?
・お休みありがとうございました、リフレッシュできました
・仕事のフォローありがとうございました、今度は私がフォローしますね
・急な休みにも関わらず気持ちよく送り出していただきありがとうございました
・緊急の取引先との対応もあったと伺いましたが、チームの皆さんのフォローのおかげで連絡が来ることもなく本当に助かりました
・今回の休みのおかげでこんな体験が出来て嬉しかったです、チーム全員がより良い休みが迎えられるよう、自身ももっとサポートしていきます
当社は自動車関連のお客様がメイン取引先ですので、GW・お盆・年末年始の大型連休以外は祭日も稼働日となります。
休み方改革を推進することで、大型連休だけでなく気持ちよく休んでリフレッシュできる環境整備に努めていく所存です。
休みでチャージしたチカラを仕事に活かしつつ、次の休みを皆でどう取るか自然とワイガヤできる、そんな会社を目指します。
取締役社長 細川幸照
※イラストは無料生成AIで作成