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2025.12.09
コラム
佐奈川探検記:なぞの球体?
佐奈川探検家Tの手記
12月、すっかり冬の気配が深まったある日佐奈川を散策していると、
葉を落とした桜の木の枝にぽつんと“宿る”ように付いた
謎の緑色の球体を見つけました。
丸くてふわりとした姿は、まるでマリモのようだ。
気になって帰宅後に調べてみると、
それは「ヤドリギ」という植物だと分かった。
―ヤドリギとは?―
ヤドリギは、木の枝に寄生して生きる半寄生植物で、
自分でも光合成をしますが水分や養分の一部を
宿主の木から受け取って成長し夏は葉に隠れて見えませんが、
冬になり木々が葉を落とすと、その丸い姿が一気に存在感を増し、
まるで木に不思議な“生命の塊”が宿ったように見えるのが特徴です。

―古くからの縁起物―
ヨーロッパではヤドリギは「幸福をもたらす木」とされ、
クリスマスの装飾にもよく使われます。
日本ではそこまで馴染みがありませんが、
自然の中で出会えると少し得したような、冬のお楽しみでもありました。
冬の佐奈川を歩いていて、思いがけず目にした小さな緑の球体。
静かな季節にひっそりと“宿る”ヤドリギは寒空の中でも
生命のつながりを感じさせてくれる存在でした。